MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

怒ったことはないのか

『怒ったことはないのか?』
 
上司をはじめオエラに散々言われてきた。
ボクは答えてきた。
「ないです」
それはおかしいと言う。
ムカツク人間は多いし、ムカツク一言に出会ったことはないのか、そう畳み込む。
「ないです」と答える。
『即答するな!』と言う。
暫く考えて独りごちる。
 
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「このやろうって思いますねぇ・・そしてどうしてやろうかって思います」
「殴ったら、殴るでしょうけど・・・多分死にますよね」
「殺すのは簡単すぎて、そいつのせいで罪になるのも納得いかないですよね」
「ムカツクヒトにだって泣いてくれる一人やそこらいますよね」
「話し合う?怒鳴りあい?汚い光景ですよね
「反論するのは簡単ですよねぇ。でも返事に対してまた反論するのは時間の無駄ですね」
「うーん・・やはり怒らないのが一番近道で安心だと思います」
 
オエラは『お前はキ○ガイだろ?』と言う。
 
そうだ、つまらないことに心底怒ることはキ○ガイだ。
怒鳴ってスッキリするヒトは何ですっきりできるのだろう。
黙っていると怒りなど大抵は消える。
怒るヒト、怒鳴るヒトは違う人種なのだろうと思う。
 
 
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そう思っていたらジェホバの商人がやってきて小冊子を押しつけながら言った。
 
『今年の震災や災害は全て予言されていたことをご存知でしたか?』
 
雪かきも忙しかったので即答。
 
「あなた達は予言を知っていながら何もなさらなかったんですね?」
 
商人は商売を諦めて、豪華な車で帰っていった。
きっとボクは怒っていたのだろうと思う。