あなたの命は・・

いつも誰かが「死にたい」「消えたい」と言っている。

そういう誰かの一人が毎日毎日、念願かなって遠くへ行く。

 

自殺者の数が毎年「セット」で数えられ、３万が相場になって今に至っている。

 

死にたかった命

死ねなかった命

死にたくない命

せめてもう少しあと少しの命

今晩だけでも！の命

今こっちに向かっているんだ！会うまでは！の命

 

命を・・性別や年齢や、職業や、年収や・・・そんな「都合」で数えられてたまるものか。

生きて良い「都合」が決まっていてたまるものか。

 

自殺志願者に問う。

苦しさを越えて、都合を聞かずに問う。

あえて問う。

 

あなたが捨てようとしている命は、誰もがいらない命なんだろうか。

 

自殺未遂者に問う。

自分を含めて問う。

だから問う。

 

あなたが今まで拾ってきた命は、誰かの手が、あと少しで届くはずの命じゃなかったのか。

 

 

命は消耗品じゃない！

キレイ事に聞こえるだろう？

 

だから今という時代は怖いのだ。

そして時代のせいにしやすい誰もが怖いのだ。