感情の狭間
きつい。しんどい。こわい。
辛い。身の置き場がない。焦りと不安。
どうにかなると考えられないほど、どうしようもない感じ。
もう何をしても無駄な感じ。
あきらめ。さびしさ。全てを、何か誰かに決めてもらっても構わない感じ。
感情と言葉の狭間は埋め切ることはできない。
死にたい、と言った瞬間に開放される感情がある。
言葉として誰にもどこのも放たれずに、命だけ持っていく言葉がある。
言葉で自分を責めきることができれば、その後の空白に何か書きこめる気さえする。
自分を責めても責め切れない。きっとどこかで自分がかわいい。
ボクほど自分が好きな・・・ウソです。
責めるのはかんたん「アホ・スケベ・H」で済む。
自分の性格の悪さ細さを、他人のせいにしようとする軽薄浮薄罪悪。
そして、他人は自分より常に優れているという事実事実事実。
悲壮、無常、諦観、寂寥、憤怒、掻痒、炸裂・・・
何か論語にでも頼ろうとする浅薄。
「30で自慰絶つ」
「40にしてマドモアゼル」
あぁああああああああああっ!ナンなんだ!
頭の中を、ものすごい速さで言葉が飛び交い、捕まえられない。
ごめん。
ごめん。
そう呟いていると落ち着く。
多分、一番使ってきた言葉だと思う。
すまない。
これも多い。
本当に謝ってきたのかな。
言えば、言霊というのは消える。
心のこもらない名文は、命がけの拙文に比するあたわず、と聞く。
心のない、ボクの言葉はどこに向けて放たれ、どこに沈んで、腐り、あるいは既に消えているのか。
つまらない。
ごめん。