MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

古きよき

残暑といえず、酷暑の毎日。
北海道でこれだから、関東甲信越・・・微熱くらいの気温でしょう。
体調管理・・しても無駄でしょう。
 
外出すると外食になりがちであるので、避ける。
買物ついでに何か食べる、食べたくなるので避ける。
こういうことだと子供らにストレスになる。
見せておいて何も買いません!なら連れて行くな、それは道理。
そこで公園でフリマがあるときに出かける。
ダンボールに突っ込まれたおもちゃから選ばせれば良い。
すまんことです。
 
不用品を金を払って買う。何とも矛盾。
ソコに成り立つ商売。
でも高い。中古なら新品ではない時点で二束三文・・とはいかず。
最近は
「リサイクルでの買い叩かれ値<価格<ネットでの相場」
というとこに値段をもってくる主婦根性の主婦達が主な出店人。
 
合体ロボとか仮面ライダーグッズを売りつける主婦・・・怖い。
息子が誘惑されるが、息子の方が知識が豊富で良かった。
「○がないなら○○大合体にはならない!」
「それはアギトの○○フォームで弱い!からダメ」
主婦を粉砕。でかした。
ご褒美にソフビを買ってやる。
散々吟味する息子。
 
娘は、牛乳の底値から、下着のセール値まで知悉しているので、下手に聞かないほうが良い。
中古には、なお手厳しい。
『○で買ったほうが安い』と言われる。
参りました。
 
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フリマには地方巡業のハタ師とか香具師(言葉悪くて失礼)も多い。
ゴミに値段をつけて、値段を聞くとふっかける。
モノが好きなら、褒めながら聞いていれば判りそうなものだが・・・高い。
夢路の複製・・・だとしても、なぜそんな乱雑にしないで欲しい。
罪と罰の、二版?なぜそんなキレイな文庫なのだ?
仏像と招き猫がならぶ横にぺこちゃん。こたえるなぁ。染みる。
古銭にまじってオリンピック記念硬貨がある。こういうのはたまらない。
 
雑貨屋など、ボクは好きだが、おそたく「キレイなゴミ屋」でしかない。
朽ちそうな白塗りのゴミを買っていく、白塗りのお年寄り。
あぁ、よきかな日本。
 
結局、買いもしない「工具屋」で水平器や肥後守なんかをまじまじ見ている。
そうやって見ている沢山の、同じ世代と、少し上の世代。
モノには、名詞に性差(外国語だと)があるように、モノに対しての姿勢も違うかもしれない。
女は使い、男は拾う。そういうものかも知れない。
男は捨てられ、女は捨てる。
捨てられなれているから、ゴミのようなモノでも拾って使うのかも知れない。
 
女は、思い出の品にこだわる。
つまらないものでも、思い出と濃密に接触している部分で価値がかわる。
フリマ会場のはじっこに「おじいちゃんの集団」がすわっていた。
思い出にもならず、捨てられたのか心配になった。