世迷言Ⅱ

尖閣諸島だの中国の日本大使館だの、外交がギクシャク。

でも外交筋がドカンとはやれない。

国際問題は敏感である。

国内でも問題はいつも山積。

日本は世事に対して万事、触らぬナンとなら、という美意識がある。

 

一計。

 

被災地のガレキを尖閣に向けて埋め立てていく。

原発も廃炉とするなら、全て尖閣に向けてガレキを埋めていく。

尖閣と日本国土とつながるまで、ゴミでもなんでも使う。

尖閣と海底深くでつながったら、政府発表する。

『尖閣はきっちり日本固有の領土である』と。

 

遺憾でイカン！と言ってくるだろう。

では、そちらの領土にするから、採掘と漁業と研究調査だけ許可しろと言えばいい。

汚染だの除染だの言ったら、ではこちらが全て引き受ける、と強弁すればいい。

国外の世論を注意しながら、得意の「現地調査班」のための施設をつくる。

ソレは尖閣を整備した、先の大戦の合同慰霊施設。

 

おそらくくすぶった内外の火種が、尖閣を取り巻く。

そこでオスプレイの出番。

あくまで事故として落っこちる。

夢のカード　中国　対　米国

建前上、核はつかえない。

尖閣をはさんでにらみあう。

沖縄の基地も全て移さざるをえなくなる。

中国経済は特需で限界まで伸びる。

あとは日本の轍を踏んで、長いデフレと不況のリバウンドを味わう。

米国は借金しても戦争するだろうから、これで疲れきり、世界の主導権どころではなくなる。

 

荒唐無稽ではないと思う。

こういったとんでもない方法で、とりあえずの平和がくるのだ。

にらみ合いでも、手詰まりの地団太でも、構わない。

毎日何百人が死ぬよりいいと思う。