MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

妻の悩み

脚が長い女性。
格好良い。
 
尻が大きすぎず、形が良い。
ジーンズが似合う。
ボクならエサなしでも食いつく。
 
胸が大きい女性。
ボクならハリなしでも食いつく。
 
ウェストはW28インチである。
えーと、男で71センチ。女は61センチか。
細っ。いいなぁ。
 
 
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全て妻の悩みである。
贅沢な、と思う。
家計に対しては、本当に掛け値なく贅沢なのだ。
 
日本製のデニムはまず合わない。
丈が短いとか、尻がでかいとか不都合があり、フィットしない。
服はTシャツとかを格好良く着るが、胸が目立つ。
ウェストでワンクッションおけないので、おい!ピョン吉!そのままになる。
で、シャツ類は、ぼやーんとした雑貨屋のようなを着る。
体型隠し、と言うが、妻のは英国元首相サッチャーと同じ理由。
女らしさを隠すための雑貨屋なナチュラルぼやーんである。
 
肩を出した、イブニングなんかを着ると、外人になる。
腰の位置がボクより高いのだ。
だから、長いドレスやスカートは穿かない。
ボクへの配慮だそうだ。
 
胸は正直付き合うまで判らなかった。
当時はダブダブした服を着ていたのだ。
当時は I カップだった。
デートが「下着を選ぶ」だと、まずサイズを探すのに一日かかった。
ワコールとかセシールとか適当に指すと言われた。
でかけりゃいいってもんじゃない!とホワイト次郎ばりだった。
当時はカップだけを表示しており、アンダーの細いのは試着してみないと判らなかった。
アンダーがガバガバだ、とぼやいては店を廻って足が棒になった。
結局は特注になり、3万とかいう値段でびっくりがっかりしていた。
 
ピーチジョンが旗艦店を出すまで、ブラ選びは難航した。
やがて表示もアンダーとカップになり、判りやすくなった。
それでも試着が欠かせないらしい。
「これ似合うンじゃないか?」と店で言っても、手にとってみて『揃いのパンツがいかん』と言う。
そうか、尻が小さいのか。そうですか・・。
最近は歳のせいでH~Gカップになり、形が良くなったと喜んでいる。
ブラも選べる!とカタログを見て『Gくらいなら可愛いのあるんだよね』とニヤニヤしている。
そして取り寄せては、『わ!なにこのアンダー、ガバガバだ』とまた同じことをやっている。
着ないとダメなんでしょ?
 
で、着物に落ち着くらしい。
タンスには普段の着物がキレイに畳んである。
季節で素材や柄はきちんと選んでいるらしい。
帯や帯あげ、帯留めを合わせるのが楽しいらしい。
もう雪輪とか着ている。
着終わると一日干してあるので、何だか雅である。
 
結局、着物は七難も七美も隠すのだ。
妻はよく聞かれるらしい。
『なんで着物なんですか?』
ほっとけ!?と思うらしい。
 
妻の顔はずっと変わらない。
猫のように目が大きく、シワがない。
残念だが、惚れ直すしかない。
ずっと「お高い基礎」をしてきたらしいので、今に至っても化粧をしない。
化粧品は沢山有るが、試しで却下している。面倒くさいらしい。
白髪を見ては「白髪!キャッホー!」と喜んでいる。