男女の心の折れやすさ
二月は逃げるというが、一月にも逃げられた。
ボクごときが、仕事だの妄想だの暴走だの何だのと結構忙しいのだ。
体調はといえば、初期の天気予報みたいなもので全く、予想しない方がマシというもの。
気分変調も日内変動も、過ぎてもスルーしてもきっちり回覧板のように戻ってくる。
あ、センターの英語は85点、数学Ⅰは98点、物理は90点だった。
(ここだけを読みに来る受験生と元受験生がいるので書かせてもらった)
数学本は、はまると怖く美しく、グラビアそっちのけで今目下勉強中である。
ボクでさえその魅力は巨乳や美人を越えるのだから、
数学者は睡眠以外エロさ全開フルスロットルであろう。
センターの数学Ⅱがひどいもんだったのでやる気に拍車である。
代数と幾何がなぜ分かれたか?などは抱腹である。
ニュースは日々新しく、歌舞伎の巨星がまた散った。
ボクは大雑把なので、近いうちに松本幸四郎氏も巨星落つと故人にしてしまうだろう。
中国船が日本の巡視船を狙撃しようと「狙い」をつけたらしい。大変だ。
撃つつもりで当てるつもりだから狙うのであり、当たるだろうから怖い。
これがキム王国の船だったら、当たるものも当たらないのであり更に怖い。
「狙い」から大きく回避行動をとっても、当たるかもしれない・・・空想科学の底知れぬ怖さである。
そういう底知れぬ怖さを感じる。女性に感じる。妻に限らず感じる。
女は平均的に男より背が低い。
男はその見た目の大きさだけで勘違いしている。
上から女を見下ろすと、いつの間にやら「見下す」ようになる。
同じ視線で、などと当初は考えていても身長差はどうしようもない。
幼少の頃に女に見下されていたのだろうから、ソレが大人になって覆るからタチが悪い。
そのうちに、女は一般常識論を言っているのに「生意気だ!」などと怒鳴るようになる。
『オレが自分の稼いだ金で何を買おうと勝手だろう!?』
「あなたが稼いだ金には、私の色んな労働だって入っているでしょ!?」
『生意気なことを言える立場かぁ!?』
生意気、という言葉は、同等かそれ以上と認めたとき、認めたくない反作用、つまり劣等感から生まれる。
今は流行りなのか言葉が不自由なのか、心が折れるとか上手い表現を使う。
確かに心は骨と同じに折れるのだ。
治癒の速さはソレこそ個人差、性差がある。
一流社員が、真面目な学生が、懸命な主婦が、学者が専門家が・・
男女の差もある、どうしてもある。
それでも時代を先どった先鋭先端の指向ほど挫かれる。
先端のヒトの心がポキポキ折れていく。
枝でもポッキーでも、先端が折れやすいのは当然である。
当然であるからと、放置していたのもまた事実であるが。
怒鳴るヒトたちには折れる音は判らないのだ。聞こえないのだ。
・・・
すまない、また眩暈がひどいので中断する。