逃げる二月～ウツ人の暦
前回記事は置いておいて。
数学の、判りやすいらしいが難しい本を読んでいると目眩がする。
線形代数とかになると間口は広く出口がない。
建築数学に飛び火するようになっており、もはや「専門書」なのだ。
専門書は専門家のための本であり、建築数学など読めるはずがない。
専門家でアレを読んで爆睡できるのは、おそらくルモさんくらいだろう。
もう二月も中旬、すぐ下旬になり、え！？と終る。
９０分食べ放題で、８５分で出される気分。
デザートが出るはずなのに「お会計です」と言われる気分。
いかがわしいけどオシャレなホテルで、すっかり寝てしまった気分。
もう一ページだけ読もうと思ったら蛍の光♪の音量が上がった気分。
何か足りない月。
それが二月。
別に逃げているわけではなく、28日若しくは29日しかないのだから仕方がない。
去る３月、四散の４月・・いちいちソレらしいダジャレが付いている。
逃げる二月なのに、ネット遠隔操作の犯人が逮捕された。
おそらく真相はまだ逃げているだろう。二月だから。
病院で社会的に入院措置を受けている二月に亡くなる予定？の延命措置は延長される。
去る月に去らせようと・・・していないか。
ワイルドだじぇぇ！のヒトも三月に去る思う。
代役は続々と出てきているからだ。
本人はやる気だが、流行語受賞とは「引導」なので諦めて欲しい。
さて、一年は365.2422・・・日である。
だから365.25という判りやすさにして、４年に一回、一日を増やしたのである。
だが、この2422・・・・がクセモノで、改暦に当たっては名だたる数学者も天文学者も患ってきた。
ユリウス暦が紀元前の話であるから、そこで24.22・・が判っていただけでも脅威である。
ギリシアの哲学者は大抵数学者であるから、凄かったのであろう。
数学は形而下の、哲学は形而上の最高位の学問であった。
だから時の権力者は彼らを囲い、ステータスとしたのだ。
哲学や数学なんかクソの役にも立たない。
ソレが大切なのである。
ウツ人の存在意義と同じだ。
役に立つ物理学や社会学は全て、最高学問の排出する不要なウンコであった。
それにたかったハエが科学を発展させただけである。
役に立つ芸術や、役に立つ実用可能な軍事生活用品は、ウンコのウンコであった。
ダヴィンチなんてただの道楽なホモである。
「主婦の知恵」みたいなことを沢山やって、万能の天才と言われている。
脱線。
ユリウス暦がどうにも合わなくなっても、暦は１５００年以上手がつけられなかった。
理由は「間違ってたらやばい」という権力者の怖気である。
太陽や月の運行を、間違って予測したのでは、まずかったのである。
陰陽や星占という占いの類も全て、改暦の排出したウンコである。
ウンコで商売している高貴な占い師など、やはり詐欺師である。
・・・
ウンコが多いな。便秘だからだ。
１６世紀になってグレゴリウス１３世が「やっちまった」のである。
１０日のずれが生じていた当時。
『明日は１０日後にしよう！？』という、のび太の思いつきをやってのける。
そしてソレがなかったら今の暦はないのである。
やっちまう法王もそうだが、それしかないと進言した学者も飛び道具である。
ボクはこういうのが大好きだ。
ウツ人としても暦は重要だ。
まず自分の「気分暦」を創ってみる。
一週間の気分指数を書いてみて、次に日内の波（これも１０段階で良い）を記してみるのだ。
簡単だ。
１０を最高値（１０だと危ない躁状態かも）として、死にたいときは１とする。
決してゼロのメモリはつくってはならない。
死んだら書けないからだ。
一週間もつけていると、調子の悪い日とか時間が見えてくる。
それに備えて自分を管理することは可能だ。
ある時期になると下がる・・・上がる・・これはバイオリズムといって誰にでもある。
心配するな。
通院とか、嫌なこと嬉しかったことと、気分指数を見てみればきちんとした「ヒト」だと判る。
女なら生理との関連もメモしておけば、ホルモンバランスも自分で考えられる。
余りに上下が激しいなら、ウツ人ではなくソウウツ人である。
そして下しかなければトウシツ人か、マイナス思考が服を着て歩いているわけだ。
薬が変わった、医師が変わった、そういうのもメモしておけば日記にもなる。
やってみてください。
上は旭川のゆるくないキャラ「あさっぴー」。
脇からラーメンが生えている。
よりによって縮れている。
こういうので気分が下がるなら、癒しキャラではないのであり、体調も優れないのだ。
「くだらねぇ・・」で終るなら、その日はニュートラルで５０を付けて置けば良い。
あさっぴーは最近かの「リカちゃん」とコラボした。
コラボといえば聞こえは良いが、要はリカちゃんがカネで寝たのである。
ボクはリカちゃん人形には漠然とだが、清楚なイメージを持っていた。
不況には勝てない。千円でも欲しい。
乙女心はカネで動く。
