MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

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ヒンドゥー僧の修行は厳しい。
イスラムラマダンのようなお祭り騒ぎではない。
修行らしい苦行をする。
食べない・眠らない・持病に対し投薬しない
苦行どころか荒療治でもこんなことはしない。
一ヶ月も苦行を続けていると、生死の境が曖昧になるらしい。
死は、生の延長にはない、と納得するらしい。
生とは、どこまでも追求と苦悩であり、そこに浸りきったものの自虐的な世界・・
ではなく、生には生それ以上の意味はない、と納得するらしい。
 
こういう苦行の只中にあって、朦朧としている僧に対し、いたずらをする馬鹿がいる。
僧は、何を言われても、心は彼岸にあるから、怒らず、呆けている。
馬鹿は面白がって、もっと罵る。
ウツ人に「本当に死にたいなら死ね」と繰り返すように馬鹿にするのだ。
ウツ人が反応すれば泣けば泣くほど、笑うのだ。
さて、僧は苛立ち、悟りが遅れるらしい。
バラモンを罵れる数少ない数日、ということで庶民(特に非接触民)に人気だったらしい。
これがエイプリルフール。
なぜ日本に入ってきたかは、ただの輸入、それも英米ルートであるから省略する。
伝言ゲームというのものは、距離や時間がかかると、原本はなきに等しくなる。
 
・ 軽いウソならついていい
・ 生死以外はついていい
 
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条件付きの妙なイベントなら、乗らないにこしたことはない。
多分、ウソは一年中ダメです。
今日は、やんごとない人を罵れる(小声ですが)日くらいでしょうか。
で、考える。
やい!秋篠宮、偉くないんだからヒゲを剃れ!
やい!天皇陛下!美智子さんきれいだったのに、苦労ばかりさすな!
これぐらいか。
 
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今日は4月1日。
古かったのに、急に新人さんにされた方、おめでとうございます。
元旦は厳粛な気分になるが、今日はまた一味違う。
週明けの4月1日だ。
気分も新たになる。
今日が新しくなければ、明日も新しくならない。
古いをが繰り返していると、永遠に明日は来ない。
 
今日が誕生日の人、敢えて言わないこと、お察しします。
今日亡くなった方、遺族の苦労、お察しします。
今日はジョークの日でも何でもない。
 
「それ冗談でしょ?」
そういうことは、自分を鏡で見てから言え。
床に鏡を置いて、覗き込んだ姿が「他人から見える自分」らしい。
冗談にしたくなる・・らしい。