MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

芸能人で誰に似ているか


『芸能人で誰に似てるって言われる?』
こういうのは、回答に困る。
自分の顔が嫌いだし、鏡も見ない。
鼻毛が出てるとか、目やにがすごいとか言われて鏡は見るが、ソコしかみない。

『芸能人の○に似てるって言われない?』

即答

「言われない」

会話終了。

みんな、なりたい顔というのがあるらしく、近づけるように努力するらしい。
近づくのは服と化粧だけであり、何度も言うが必要なのは努力より整形なのだ。
歌手の福山さん、女優のなんとか涼子さん、ビジュアルのなんとかさん。
努力は認めるが「そっちがわから、もうちょっと上から」などと指示する輩も多い。
見る相手の立ち位置まで指定して、本人は妙に真剣だ。

『どう?似てるでしょ?』

「似てない・・・」

そこを持ち上げて、何か利益につなげようとするほどボクは大人じゃないのだ。

何度も言わせるな。
大体ボクはテレビを見ないのだ。
女優俳優歌手お笑い・・イケメン美女グラビア・・全て同じ引き出しに投げ込んである。
AKBの前田さんの顔なら判るが髪形まで知らない。
松田聖子さんは平成以降は判らない。
立川談志さんと寅さんの笠さん(御前様)ぐらいしか即座に判らない。
そういうボクに、芸能人のニアヒットまでは判らない。

中学までは「オヤジ(父)」と答えた。
『芸能人じゃないとダメ!』
何をオヤジは立派な芸能人だ。親戚の集まりでは化粧をして舞を踊るぞ。
ドリフの台詞をそらんじているし、何よりノラクラとしており天真爛漫な凶器だ。
勝手に始められた「○に似てる」ゲームは時代とともに変遷して云った。
共通するのは、いつも判らないヒトだったということだ。

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父親 → 親戚のオジサン → 母親 → 弟(ボクが先だ)→従兄弟(だからボクが先だ)
→ 北の国からのジュン(あいつ暗いじゃん)→寅さんのみつお(同じじゃん)

20歳辺りから急に顔が変わってきたらしく大波小波になる。

近江敏郎 → グループサウンズの誰か → WANDSのボーカル → 雲のジュウザ →      アッシュ=リンクス → 犬
→ ドラクエキラーマシン → ジェイソンの仮面 → 豊川悦史さん

誰かとか、マンガキャラとかボクに失礼だ。犬あたりはなんなんだ。
無表情でいいじゃないか。仮面て・・。

もうやってられんと北海道に行く前後でまたまた変わる。

昔の昭和の格好いいヒト → 太宰治 → カールスモーキー石井 → 馬 → 父親
→ キアヌリーブス → JOY →ドラマ翌檜物語の掛井だったヒト → 禿げた父親

ボクは、氷室京介さんとBUCKTICKの桜井さんの登場をずっと待っていた。
郷ひろみさんを祈願していたが、努力むなしく声以外はかすりもしなかった。
素材が悪いので、待っていても良いことはないらしい。

ボクの父はボクに似てきた。ボクが父の子供であるが。
そうやって親子が判らなくなる辺り、難しい時代だと思う。