MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

精神的ボランティア

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独居(一人暮らし)
精神障害手帳を所持
生活保護
生活能力が低いと判断されている
公費でのデイケアなども訪問する

こういう方が結構いらっしゃる。
行政の公費では支えきれないので、ボランティアが必要になる。

通常は、行政が放置あるいは法的根拠なし原因云々でボランティアが動く。
NPOなどの草の根運動が行政を動かすことが多い。



ボクのボランティアはそうではない。
行政も規則上「ここまで」というところまでしたいのだができない。
生活保護はよく基本的人権と言われる。
憲法25条生存権
その通りだ。
しかし、濫用があとを絶たない。
弱者を切り捨てるのが行政なのか!と声高にやられる。
弱者は弱いのか?
精神的な部分まで行政も知りたいが判らない。

ボクは独居のお年寄りを主に、徘徊や自傷行為を見張るために行く。
男性も女性も、はじめは他人見知りする。
敵ではない、となると近づいてくる。
同病と判ると、ウンウンとうなずく。
ボクのカウンセリングめいたこともしてくれる。
迷惑だ。

『私たちのようなのは、税金を食いつぶすし・・』
判っているじゃないか。
『でも、だからといって生きる権利までないということにはならないでしょう』
『だから頼るべきは頼って・・』

はじまったな。
言いたいことを言う。
弱者は救われるべきだ、という発想がボクは嫌いだ。
ボクが「ろくでもないボランティア」とされている理由が、
きつい言葉を吐くということ。
若い男性と中年女性から苦情が多い。
有償ならクビだろう。
ボクは無償だろうが、言うべきことは言う。
元看護士だろうが、元教師だろうが、生きることに関係ないのだ。


・人間関係ではない。嫌われることをあなたがしているだけだ。
・そういうことは神様に言ってください
・甘えないで下さい
・できることをしないのは怠惰
・しっかり看ているからどうぞ死んでください
・ご心配なく


患者の立場で、同時に患者を看ている立場。
未だに、なぜボクがボランティアをしているのか判らない。
博愛でもないし、他人を見下したいわけでもないのだ。
まして、役に立ちたい、という慈善心に至っては皆無。

代わりがいないからやっているだけだ。