MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

週末の過ごし方

ウツ人と云うものはカレンダーを見ない。
週末も、それ以外も関係ない。
寝ているときが長いから、起きているときだけ何となく日付だけ見る。
が、比べる何ものもないので、何日か?は判らずに悶々と終る。
というのが独りで暮らしているウツ人の例。
 
ボクには有り難い事に家族がいるので、丸々一日寝ているということはない。
朝の騒々しさで、朝だと知る。
夕方はやはり騒々しい。
子ども2人を「日課」にすると、すっかり一日を逆算するようになる。
24時間 - 子どもの日課 - 家事 = 睡眠時間 OR 自分の時間
となる。
朝の子どもの支度は妻に任せて、朝の家事を手伝う。
子どもの帰宅する数時間を、いかに有効に使うか、となる。
考えているとその時間は終る。
そういうのが所帯持ちというものだ。
男に限らず、女も所帯持ちと言ってよい。
女がいなければ、その家が回らない。
食事が出ない、家が汚い、洗い物ができない、そういう不都合があるなら、立派に女だって主人である。
炊事・洗濯・掃除・育児・行事 と云うが、これだけ一日やっていても24時間では足りない。
だから手抜きするのであるが、これを叱ると、男は怒られる。
男のクセに、細かいとか、懐が浅いとか文句を言われる。
ボクはアホなので、毎回怒られている。
そう、妻の家事を越えてしまうからだ。
 
男なら、家事はできない、育児も苦手、という「男が作った常識」がある。
できる男と自称する、できない男の大半は家事をしない。
そして女の家事の文句を言う。
コレが厄介である。
男は、家事でも何でもできるようになるのだ。
大抵の男は、もてなくて、どうしようもなくて、女に不自由するだろうことは早くから知っている。
結婚したら家事をしてくれるかなぁ?などという幻想は間違っても持たない。
炊事・洗濯・掃除は憶えてしまっており、妙な自分のルールまで持っている始末。
結婚や同棲に当たって、女のいい加減なルールで自分の生活を崩されてはたまらんなぁ、とすら思っている。
女は・・家事ができて、可愛く化粧して、決めるときはしっかりした服装ができる・・というのは幻想。
もう神話になってもいい頃である。
まだ、そうならないのは、おそらくそういう情報を作って流している人が、男なのだろう。
そしてオッサンと化した女が、『やっぱ女はこうっすよね!?』と言っているのであろう。
 
そして、男は、やっぱり変なところで研究熱心だから「自分でもできるんじゃないか?」とやらかす。
(変なものを集めたり、悪趣味に極まるのは、男のサガ、あるいは、ただのアホだからである)
美味い店の、似たような味を出せるようになると、自炊でOKとなる。
そんなに賢くないから「もう一味足りない」と判っていても、満腹ならいいのだ。
二味足りなくても、満たされればいいのだ。
美味い店にいつまでも通うのは、女が多く、そういう女は外食が基本になる。
一食で一日分のエネルギーを摂取しながら、ダイエットとか言っている。
途中でノンカロリービールなどを注文する。
手遅れ。
医師なら、もう○年早ければ、と嘆息する。
実に面白い。
『料理が割と好きです』という女は、男のそういう輩がどの程度のものか知っておいた方がいい。
カネを払ってもいいじゃんか・・・というのが男のレベルである。
男は金に換算する。単純だからだ。
これで500円なら、居酒屋なら2,000円だな、などと満足する。
男はアホなのだ。
 
ボクは、細かいらしいし、それは知っている。
それがいけないということも知っている。
タバコと同じで、皆がいけません!と言っているうちはやめないと思う。
ゴミが気になる。
掃除は何日やっても飽きない。
おもちゃとか日用品とか、ずっと定位置が決まらないものは、ひそかに捨てていく。
ゴミを出すたびに、自分の消耗品の服ももぐりこませる。
お陰で、最近はパンツが「一軍」ばかりで、穿き易いがくたびれた2軍はいない。
オールスターズである。
 
必要な家具がでてくれば作る。
そして、必要だろうけど、どうだろう?という家具は破壊する。
材料以下にまで破壊するので、決してばれない。
料理も、本だけ見ていると作りたくなる。
美味いね、などと言われるともっと作る。
不味い、と言われると、それは作らないで、別のものをつくる。
育児、などと今は随分と難しい「分野=ジャンル」になったがお笑いである。
男はアホで子どもだから、一緒に遊んでいれば良いのである。
幼い子ども相手に、大人気ない速度のボールを蹴ったり投げたりすればいいのだ。
鉄棒で逆上がりなどすればヒーローだ。
そして「腹をつけない逆上がり(一回転)」などすれば、一ヶ月はえばれる。
買った負けた、と幼いレベルで喜べるのは男の専売特許である。
近所の子どもとも遊ぶから、ご近所とも仲良くなる。
少なくとも怪しまれずに済む。
「この付近で40代~50代の男が幼女に声をかけ○を見せた事案がありました」
というお知らせ文が入っていても、少なくとも、ご近所さんが除外してくれる。
 
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そして、週末は、やっぱり子どもと遊ぶ。
 
週末は海に行った。
北海道は泳げる期間が2週間くらいなので、みんな集中して海に行く。
でもガラガラに空いている。
ビキニで4分の3裸の若い女性もいるのだが、ナンパとかはない。
北海道の北、日本海にナンパするほどの人込みはない。
声をかけても、地元かその周辺なので、知り合いの知り合いぐらいの確率が高い。
匿名性が低いのだ。
だから、みんな老いも若きも、焼肉を食べて、酒を飲んでテントを張って寝る。
 
今年はテントを買おうかと迷ったが、迷っているうちに夏が来た。
ボクは即断するが、夏はそれ以上に早く来た。
水着を眺めていると、かなり焼けた。
かなり見ていたということだ。
自分が煎餅の袋に入っていたら、かなり美味そうな部類の色だと思う。
 
日曜は選挙だった。
無論、不在にしてかなり前に投票している。
選挙直前になると、各候補があることないこと言い出すので、嫌なのだ。
候補が無言のうちに、判らないうちに、勝手に決めて投票する。
ゴミを出すときと一緒だ。