10月からこう変わる
あと１日ある、と思っていたら、なかった。
そういうのが9月と１１月。
買い置きのトイレットペーパーみたいなもんだ。
ボクの腕時計は、わざわざ古いものなので、自分が憶えていないと粗相する。
寝る前にジコジコとネジを巻いてから寝る。
みんなして、時刻がバラバラだ。
11時なのに、まだ7時の奴なんかが居てしれっと動いている。
銀河の中心はオレの時刻だ！と顔に書いてある。
そういうのに、多分この辺、と時刻を合わせるから、ボクは正確な時間を知らない。
朝見たら、３１日（火）！と、時計が揃ってニヤニヤしていた。
こういうのをアナログ萌えといい、おそらく病気である。
YMOをレコードで聞いたりして、やっぱいいねぇ・・などとほざく。
万年筆や鉛筆にこだわったり、鉛筆を小刀で削って、芯ごと切り落としたりしている。
ボクも同じ病気で、手書きに味がある、なんてほざいている。
市役所で自署して「何て書いてあるんですか？」とバッサリやられる。
脱線
今日は、消費税が8％になると発表があるらしい。
随分と思わせぶりに引っ張ったが、結局上げるらしい。
こういう案もあります・・と公になると、落としどころは決まっているから怖い。
前にも書いているが、三択と云うのが既にワナだ。
・ 8％程度
・ 10％程度
・ 欧州並みの15％
こんな提示だったと思う。
ワナだ。
「消費税は上げずに別途財源を確保する」と云う選択肢がない。
・ 体がごつい男
・ 顔がごつい男
・ 琴欧州並みのごつい男（プレッシャーに弱い）
「どれでもない」という選択肢があれば、若い女も救われるのだが、選択肢になければ悩んでしまう。
体は裸になるわけじゃないし・・顔ならいいか、と体だけごついのを選んでしまう。
脱線。
１０月１日は、消費税10％まであと１年、そういう日になるのだ。
前与党に、埋蔵金を掘り尽してもらって『ホラでないでしょ？カネはないんだって！』とした。
カネはない。ないから税金を上げる。足りない分は借金して何とかする。
借金まみれでも高級車に乗り、いつも募金や寄付金をはずんで財布はからっけつ。
個人だったら、ばら色の脳みそだが、国だと良いのである。
この国に住んでいてありがたいと思う。
3％消費税導入のときは、財布が一円だらけになり、アルミ臭かった。
5％のとき、ボクはコンビニのレジにいっつも立っていたので、イライラしていた。
『２円ありませんか？』 などとお客様に向かって切れていた。
8％って何だ。
また一円切手か。
一円玉の旅がらす♪は・・みんなどこへ行ったぁ♪
安倍さん内閣は色んなことをして、今後もするだろう。
ここ数年何もしなかった内閣はない。
何もしないと、歴史の教科書が困る。
それでも、大雑把に一行でひとことでまとめられるから、教科書もいいかげんだ。
・野田内閣 ・・・ 自民党の反発を受け退陣
・安倍内閣 ・・・ 消費税8％から10％へ
・○○内閣 ・・・ 東京五輪
こんな感じの、懐の広い取り上げ方だろう。
将来の受験生は「菅さんって、管？菅？」とかなるくらいで、どれほどのヒトだったかも知らされない。
野田さんも「どじょう」しか残らないと思うと、不幸としか言えない。
震災に対しては特集で１ページが割かれて、そこで原発政策についても触れられる程度。
1991年以降は更に「失われた20年（10年と云う呼称もある）と言われ未曾有の景気低迷が続いた」
と、ひとことでくくられて、歴史のポケットの、ティッシュやのど飴と同じところに放りこまれる。
ボクはこんないい加減な時代を生きているわけじゃない！そう憤慨したところで、歴史は残酷だ。
失われた２０年では、ボクにとっては特に何も失っていない。
日々は、悔しいほど鮮やかに変わり、同じ１年など一度としてなかった。
また新しい月が始まる。
『今年も、早いものであと３ヶ月です』などと、くくらないように生きたいと思う。
まだ３ヶ月ある。
流行語が、「じぇじぇじぇ」と「倍返し」、「今でしょ」では、情けない。
１０年後にカラオケの「あの頃」を見た、今の赤ん坊が、
「なんだよ２０１３年（笑）！じぇじぇじぇっ今でしょってなんだよ！？」
とならないように、個人的には何もできないが、自分を生きたい。
今まで、今、これから。
みんなつまらない日々を繰り返しているのではなく歴史を語っているのだ。
