新聞ひとこと2013.11
年末は新聞すらつまらなくなる。
どこもかしこも、忘年会とその準備で浮ついているのであろう。
世間様は、そんなに浮ついて入られないはず。
年末に向けて「浮ついた空気」を演出することで、浮つかせたいのであろう。
できれば「色々と考えて欲しくない」ことに仕向けていく。
それが年末総決算であり、全部忘れてしまいましょう、ということなのであろう。
ココは北海道新聞。
一面は北海道の大動脈の記事。
「JR北海道の事故・故障の続発に対する監査で、不正も続発。書類やデータ改ざん」
・・・
ギャーギャー言われ続けたら、誰だって嫌だ。怖気づく。まともなヒトもまともじゃなくなる。
どんなに小さなミスでも、ばれたら死ぬしかない、と考える。
死ねないから隠す。
隠したことを隠す。
隠すからばれる。
何も言わなければ良いのだ。
乗らないか、乗るなら無賃で。
北海道では、電車(汽車)が無くとも困らない。
困るのは観光客だけだ。
そうすると、車などの足のない、生活弱者はどうする!と云う議論になる。
不便だからと、車に乗せてくれる知り合いも家族もいない。
長生きしすぎて身寄りがいない。
ひどい悪口だが「例外」を並べても仕方ない。
「猪木議員が無断で北朝鮮に行き、また自制を求めたのに強行して訪朝した。懲罰会議を可決」
・・・
行ってはいけないところに「行って来ます!」と出かけるほうがおかしい。
一人で何か言うには、猪木さんが怖いから、会議で決めたんだろう。
誰が本人に伝えるのか。今はそれでもめているのだ。
猫に鈴をつけるネズミ会議。
東京都知事は棄権したらしい。
多分、一緒に飲むことがあるんだろう。
「人気長寿番組の突然終了が旬」
・・・
テレビ見ないので判りませんが。
長寿なら、やがては亡くなるのが筋と云うものではなかろうか。
長寿だからこそ「もうすぐ死にそうです」などと言わないのだ。言えないのだ。
どんなに長寿でも「突然の訃報」となることと一緒だ。
「徳州会病院との政治的癒着で議員が離党」
・・・
議員より、議員の兄弟が、役員やら要職についていることが不思議。
癒着は仕方ないが、コネは腹が立つ。
病院関係者が「癒着」するには、相当の覚悟が要るだろう。能力も要る。
議員側はコネだけ。
罰するべきは、政治の腐敗体質ではなく、コネが蔓延する選挙戦。
おそらく、どっかの週刊誌がこういうまとめ方をするんだろう。
「壇蜜が新CM」
・・・
あ、これはニュースじゃないのか。
「三菱がリコール」
・・・
あ、コレはCMじゃないのか。
「止まらぬ食材偽装」
・・・
止まるはずが無い。
皆、ガマンしていたのだ。
ココで一気に「ボクも!私も!」と手を上げないと、便所に行き遅れるからだ。
消費者はいい面の皮だ。
『どうりで・・まずかった・・』と云う話はとんと聞かない。
皆、銀の匙をくわえて生まれたわけではないのだ。
どうせ 私をだますなら 死ぬまで だまして欲しかった
消費者の正直なところだろう。
あなたたちだって魚を食べるでしょ?
その魚がどこで生まれて、どこで育って、どこで結婚して、どこで仕事をしているかなんて判らないでしょ?
消費者庁なんか創らなければ良かったのよ!!
「虚心ヘー」なんか、掘り起こすからいけないのよ!!
CV/ナウシカ