MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

TMネットワーク2013

タイトルと書庫が一致しない・・はずはないので安心していただきたい。
 
ボクは趣味と云うものが多すぎて、実はない。
器用貧乏でもない。ただの貧乏だ。
これと言って、長じたものは無い。
公表できるものもない。
続けているものもない。
趣味がウツ人では困る。
よく、趣味で困ったときに、読書・音楽鑑賞・散歩・ショッピング、と云うのがあるが
あのくらいのいい加減さである。
読書は、主にマンガでこそないが読む。
若手の巨匠と勝手に呼んでいる、西尾氏と上遠野氏は買えないから立ち読む。
立ち読むのを嫌っているのか、どんどん装丁が厳しくなり、新書は百科事典みたいに重厚だ。
今月は民俗学。やはり遠野は秀逸だ。本当に怖い。
マンガも進撃の・・とか、テルマエ・・とか気になる。
人形もミカサくらいは創らないと失礼か・・とかルシウスは裸で是非・・とか思っている。
進撃の・・・はどこで世界観を切るか凄く気になる。編集の意向は無視して欲しいが、そうもいくまい。
テルマエ・・・は編集側(ソロバンはじき)が先走っているのが体感できて、同情する。
続刊での作者の天邪鬼ぶりに期待している。
 
本題。
音楽鑑賞とは何か。
普段、耳に突っ込んで聞いて歩くほど器用でもないので、殆ど聴かない。
ボクは邦楽も洋楽も聞かない。雅楽やクラシック、ジャズ、R&B・・とにかく聴かない。
子供の頃、ませた奴らが、BOOWYかTMかとかやっていて、そりゃBOOWYだろ、くらいであった。
BOOWYは普段着で、その辺でやっても格好よかったが、TMはさにあらず。
TMは、例えば、プリンス系のホテルの「鳳凰雅の間」みたいなところで、
ドレスコードと私語厳禁の中で、やっているようなイメージ。凄く偏ったイメージである。
事実、エレガンスな女性に連れられて行ったTMのコンサート(まだ小規模)は緊張した。
BOOWYはファンが熱狂して倒れるのであるが、TMは貴族婦人が陶酔して卒倒する、みたいな感じだった。
ボーカルはウツ、と云う。
ウツ人ではないという公称だが、必ずやウツ人であると思う。
アル中で、女に騙されることでも有名らしい。
音楽界では「ザル」として高名で、特に、高い酒も安い酒も水のように飲むらしい。
つまり、酒がないと生きられず、酒がなければ黙るしかない人種なのだ。
そうか、ボクはウツが大好きなのだ。
愛してるぞ!ウツ!
宇都宮という姓から、安易についたその綽名で、彼は生きている。
とっくにアル中で亡くなったかと思っていたら、最近は浅倉さんを引きつれて歌っていた。
浅倉の大ちゃんは、小室さんの一番弟子らしいが、とっくに音楽性は超えている。
理由は、アイドルとマネーに執着しないからだ。
長年の貴族ファン(現マダムだろう)は、3人揃ったところが観たいであろう。
アルフィーのように「分け売り不可」ではないので、それは無理だ。
小室さんは、維持費がかかるし、音楽以外で何かとマスコミを連れてくるので、面倒なんだろう。
木根さんは、しっかりいる。サングラスさえ外さなければイケメンなのだ。
水道屋も、今は工事費でごまかせない、経理操作も厳しいので、素直な音楽の方が性に合うのだろう。
 
イメージ 1
 
ボクはBOOWYは、ゲリラとか、どうでもいいところは知っているが、シングルカットを殆ど知らない。
ヒムロックが、群馬を忘れて激しく狂っているときは好きなのだが、バラードとかが好きじゃない。
狂介と京介の境目辺りが好きなのだ。飲まなくてもラリってる格好いいのが好きなのだ。
だから、狂える天才の先駆、忌野さんが亡くなったときは、愕然とした。
で、
バラードが好きじゃない、とはカラオケで歌えない、と同義である。
最近は採点もしぶくなり、音声ソフトでテンポととクロックを合わせて99.98までなら自然で出るらしい。
肉声で歌え!バカモノ!
ボクは北海道民として、ミクは応援しているが、彼女になんでも歌わせてはならん。
演歌やPOPでは、その一曲が死活問題である歌手が大勢要るのだ。
せっかく悪いことをしていないのだから、どろぼうをしてはならない。
ヒトのケーキにどんどんフォークを刺すな。
 
脱線。
で、ボクはTMならほぼ全曲歌える。趣味でもないのに歌える。
理由は、妻がウツが好きだからだ。好かれようとせっせと憶えたのだ。
カラオケや、時間つぶしにエンドレスTMは稼げる。
鉄道唱歌のような卑怯さも無い。
ただ、メロディと歌詞を知っていることと、歌えること、との間には残酷な天使のテーゼがある。
機械オンチなので、採点機能が止められない。
「昼間50円」とかで歌っていると、昼間なのに悪酔いしたり眠くなったりする。
 
シティーハンターでTMを知ったなんて・・・邪道め・・けちらしてくれる」
 
と歌いだしたら、Aメロで「5万位以内確定!」とか出る。
ストレス解消目的で来て、なにゆえに「万人」と競わねばならんのか。
Bメロに入る前に、肩を落とす。けちらされてるのはボクじゃないか。
Getwild`89なんかを入れて、長い長いイントロを終えてひとこと歌ったら、やっぱりムシケラ扱い。
おそるべし、シティーハンター
TMは歌詞がチープだ。
ウツの英語は更にチープで陳腐だ。
『宇都宮くん・・今の「ISLAND」はイズランドじゃないからね・・』くらいだ。
サビの部分が 『ゲロ Yエンター 』と聞こえる。
Y/NでどうしてもYを押す必要があったのだろう。
 
加えて、ボクは歌詞を見ないと歌えない。
そして歌詞にいちいちつまずくのだ。
衝動のようなものが込み上げて、マイクで大音量で笑い出したりするのだ。
きっと頭がおかしのだと思う。
 
一番有名なTMの歌詞。
 
1 アスファルト タイヤをきりつけながら 暗闇走り抜ける
  チープなスリルに身を任せても 明日におびえていたよ
2 It`s your pain or my pain or somebody`s pain 
  誰かのために生きられるなら
  It`s your dream or my dream or somebody`s dream
  何も怖くはない
3 Get wild and tough 独りでは解けない愛のパズルを抱いて
  Get wild and tough この街でやさしさに甘えていたくはない
  Get chance and luck 君だけが守れるものがどこかにあるさ
  Get chance and luck ひとりでも傷ついた夢を取り戻すよ
説明
1 小室さんが得意の高級外車で環7あたりを走っている。おそらく女のハシゴだろう。
  (他にもスクランブルでトラブルダウン!などと云う歌詞もあるが、遅刻で交差点でOHしたんだろう) 
  ファンに手を出したり、ギャンブルしたり、高い酒を買っても、いつ売れるかなぁ・・と云う不安だろう。
2 あなたの苦しみで私の苦しみ と云うならわかるが、誰かの・・と云う辺りでウヤムヤにしている。
  誰かのために 何も怖くはない とは「特定の女のつきまとい、あるいは逆」であり、苦しいが、歌ってしまえば
  こっちのもん。いいメロディができているから!と云う感じであろう。
  巨星マイケルジャクソンの「そ~いつは♪ボクの子じゃない♪」というようなところか。
3 長年付き合った女を、金を握らせて捨てて、「幸せになれよ!でも連絡するな!」ということ
  愛のパズルを独りで解こうとする辺り、根っからのオナニー好きなのだろう。誰かは知らないが。
  (二番では 
   「消せない痛み独り心に抱いて 自由をもてあましたくはない」と云うのがあるが、
   韻を踏んできれいだが、男の身勝手な謝罪である)
 
 
と云うのを、小室さんやくだを巻いたウツから、小室みつ子さんが聞いて、歌詞にしたんだろう。
作詞家ってすごい。
無論、引き上げる時間と、お勘定は木根さんが仕切っている。
小室さんに「明日は○時厳守」と伝えて、ウツの部屋に洗面器を持って行き声かけ。
実家に電話して、木根さんの長い一日が終わり、続く。
ネットワークの中心はいつも彼だったのだ。