MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

英才教育

12月は忙しい、全くもって。
布団で一日を過ごした時代がウソのようで、ともすれば戻りそうな日々。
やることと、しなけらばならないことが山積。
年賀状を今日からは仕上げないと、年末に終らない。
賀状を出さないと「死んだ説」が流れるので親友には出す。
もっとも、面倒で出さないのが性分だから、死んだ、と云うことになっている方面も多い。
学生時代の知己の殆どがそう思っているらしい。
暫く前に、『どうする』と云う話が出て、「面白いからそのままで」と答えておいた。
 
主婦ってのは忙しい。
政府の算出によると、家事と云うのは時給が高く、炊事掃除が最も高いのもうなずける。
算出する側が、家事などやったことないのだから、炊事が高くなるのだろう。
裁縫がなぜ安いのだ。先週はブーツを修理したが、凄く大変だったぞ。
電子レンジの炊事が高額!?
馬鹿を言え、ダントツ掃除だ。
掃除なんて終わりが無いのだ。
今日は息子が休みだから、散らかしたのを追いかけて片付けて、終ると思う。
「一日5分の掃除」なんて本を見ると、判りやすいウソだと判る。
きっとでかい、くくりつけの収納があって、ゴミみたいなものはどんどん捨てているだけだと思う。
自分の趣味を最優先に飾って、他の家族のものはクソミソ一緒に隠しているのだろう。
見せる収納、素敵な部屋・・・こういう主婦は全方面でいい顔をしたがる。
そのくせ、化粧をしても見たくもない面をしているのだ。
断捨離なら、まずお前を捨てろ。
 
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で、
娘や息子関係のつながりで、どうしても見聞きすることに、子の教育がある。
・ 塾はどこがいいのか
・ ピアノかバイオリンか
・ 家庭ではどんな勉強をさせているか
 
勉強だけできるようにさせたいなら、塾もいいだろう。
その前に、挨拶できて、走れて跳べて、木に登れて、ロープをしっかり結べる方が先だ。
塾に行かせる前に、すべきことは山積。
勉強なんて、成人してからやったって間に合うのだ。
ピアノかバイオリンか?
ドラクエなら、ブライかクリフトか?・・・どっちも要らん。
やりたいなら、まず自分でやれ。
子どもなら遊べ。寝る間を惜しんで遊べ。疲れたら寝ろ。それで良い。
遊びすぎて、ますいなぁ・・と焦ってやるから色々と頭に入るのだ。
何時間も塾にいたら、脳から○まで腐ってしまう。
親も、子どもと遊んでいれば良いのだ。
子どもの疑問に真剣に答えろ。
『そんなこと調べたら判るでしょ?』と言う前に、考えろ。
親が即答しない、と云うのが一番の害悪なのだ。
「ねぇお母さん・・じゃぁお父さん」、と云う問いに必ずどちらかは答える。
それが教育だ、ボクはそう思う。
今日は、娘が氷がなぜ滑るか?と言い出して、判らないからスケートに言った。
バナナの方が滑る気がする、と言うから、心底困ったのだ。
摩擦だとか、氷筍だとか、理屈じゃ判らないのだ。
息子は、掛け算を教えろとうるさい。だから明日にやる。
足し算と掛け算を切り離すと、後々厄介だからだ。
 
時間なんて幾らでもある、と思うなかれ。
時間はつくらないと、できない。テレビなんてつけるとあっという間に逃げられる。
ボクは読むのが遅いから、読みたい本でさえ、時間が無くて一週間では読み終わらない。
最近は、人形をいじる時間は無く、息子のおもちゃを塗ったり直している時間が多い。
そのおもちゃがなくなって、探している時間はもっと長い。
片付けだ。
自分のものを大切にする。
どこに何があるか判る。どこに何が書いてあるか判る。その「何」から考えることができる。
教育なんて、家庭で始まって、終ったって良いのだ。
英才教育なんて、造語だ。
学力テストの結果を公表どうのこうの・・・・公表すれば良い。
誰も「そのまま素直な結果」の公表だなどと思わない。低くても、学校のせいにもしない。
学校に期待していないから安心しろ、教員諸兄。
塾に払うのは、人件費と広告費だと云うことも知っているから安心しろ。
 
英才教育とは、凡人がやった時点で、大間違いなのだ。
だからボクにはできない。だから、しない。
結果、子どもとバカをし続けて、妻や親戚に青い顔をされる。
それでも、子どもはボクのすることは真似する。
本だけはやたらに読む。絵も字もやたらに早い。
それを、教育と言われたことがあるが、大笑いした。
親のボクは何も教えていないし、子どもも学んでいないからだ。
子どもは遊べ。遊び方をゲームや他人に聞くな。
ルールは自分で創れ。後で周りと違ったら直せば良い。
親も同じ。
まず「かくありき」などと云うモノはどこにもないのだ。