吉田式

発売されましたね。

で即、購入。

 

 

ホビージャパンで連載を再開していたのですごく気になっていました。

ＤＯＬＬ。

ホビージャパンでこそ特集されるべき、そういう範疇でしょうね。

読者は鑑賞者である時点で、製作者であるわけです。

多くはＤＯＬＬにも興味があると思います。

フィギュア作成者は無論、猛者。

プラモデル（スケールモデルの方は技術的に即）の方々も、相当な技術者が多いです。

そういった方がＤＯＬＬの進化を１０年は早めてくれると思います。

 

吉田先生はもちろん、その門下の綺羅星の方々の凄いところは・・

「顔を見たら誰の作品かすぐに判る」と云う、その一点に尽きますね。

 

個人的には、２重関節の作法が載っていたのが嬉しかったです。

今回のご本は、複製に重点を置いた編集でした。

 

この印税で、先生には家が建つくらいの収入を得て欲しいと思います。

できれば教室は、後身に、少し任せて。

あたためているフォルムを昇華させて、世界舞台を説き伏せて欲しいですね。

 

 

これは、ＤＯＬＬブランドの「ただの商品」らしいです。

こうなってきた風潮が嬉しいじゃないですか。

最近気になっている表現方法。基本があれば、あとはどうでも好きにやればいい。

ＢＪＤとかフィギュアとかアートの境界を越えた作品。

ＤＯＬＬとはただの表現方法であって、他を排除するものもないし、阿諛するものでもない。

吉田先生の語りも聞きたいものです。

正邪、聖毒、清濁を併せ呑み、民の中の王となって欲しいものです。

吉田先生は、寡黙で、かつ熱い方。

静かなる王。

そういうイメージです。

 

皆さんも購入をお願いします。

なんてね。