ヘアレス女

下ネタもここ数年「直球」になっている。

ゴルフなんぞ年寄りの下ネタだ！

と言っても、？？という反応だから、ボクとしては我慢の時代だ。

 

先日、女子会らしきに連行された。

家事とか育児とか普通にしているから、という乱暴な理由。

女性は、顔も名前も憶えられないので、その時限りの話題で走る。

そのときの流れで話す。

『Ｖライン脱毛してるの！？』

と一角で笑いが上がる。

それを「笑うな！」という声も上がる。

物見遊山、好奇心９割でそこに向かう。

 

『あ！○さんなら良いよ！女子だから(笑)』

 

お許しを得て席に着く。

 

聞けば、３０代の独身子が、長い不倫の果てに身辺整理をしていたらしい。

その流れかどうか、美容院とエステついでに脱毛している。そんな話。

鼻毛は当然として、顔の産毛とか、脇やすねは剃るけど、ＶやＩはどうか・・・？

 

『そんなとこまでキレイにして、そこで何しようってのさ！？』

『私も剃ってるけど、旦那の受けはいいよ？』

『女子は結構、脱毛してるよね？』

『下着がきわどいから、チェックはするね。モジャは気持ち悪いもんね』

 

同意を求めて色んな独り言が飛び交い、多数決を探す。

ボクも「男として」意見を聞かれたが、一般論が出せない。

『聞いても参考にならんよ？○さんは性別とか関係なく、特殊だから(笑)』

『レア物だから(笑)』

笑うな。

 

男が自ら剃ったり、女に言って剃らせるなら、潔癖云々よりただの幼児性愛なだけである。

ツルツルを求めている男は、高確率で、丘だとかスジだとかに反応する。

毛がドーンと生えているとげんなりし、うっすらだと欣喜する。

「若草物語」など、タイトルで文学だとは思わないだろう。

ウゲ。

 

女が剃るなら、陰毛は汚いもの・格好悪いものとして、やっぱり潔癖なんだろうと思う。

しかし、剃っている女は、部屋が汚く、車が汚く、バッグの中も汚い。

そう言われると、やっぱり潔癖なんだと合点がいく。

とことんまでキレイにしたいから、掃除出来ないならやらないだけだ。

中途半端な乱雑は、ゴミとして放っておかれるからだ。

顔はキレイでムダ毛がなくても、買い物の無駄は多そうで、実際にそうらしい。

剃っている女一般を、頭で描いてみる。

モデルとか年頃なら処理して当然。

歳を重ねてくると、下着も、見た目より機能を重視する。

冷え防止と体系維持の名目で、股上が際限なく深くなりへその上まで来るとブラがすぐそこ。

そうなると、ムダ毛は一年中ぬくぬくと茂ることになる。

そこを剃るか・・なるほど珍妙ではある。

 

外国では、ムダ毛処理は当たり前で、ビジネスマナーとしても浸透している。

いざベッドインして「ボサ子」だと人間性まで否定される。

 

 

 

日本の多数決では、まだまだ雑草は温かく放置というところか。

自分で剃るに加えて・・・脱毛・・・

となると、無駄毛に割く余裕があるか・ないかのどちらかで中間が浮かばない。

 

酒など入っていると、女子会は汚くなる。

『こんなだよ？』とチラとウェストゴムのデニムから覗かせたりする。

・・・・

結構、キレイに逆三角が見える。

勢いで多数決を採ると、全体に三角や四角は維持するそうだ。

この辺がストライクというゾーンを決めておくらしい。

余りにあんまりなボールは、はみ出すので処理する。

巨乳ちゃんは概ねボサ子らしく、当たり前だそうだ。

ロリ巨乳がいかに男の妄想か、改めて馬鹿さ加減を恥いる。

 

女は大変だ。

 

毛深い男など、すね毛からチ○毛、更に北上してヘソ、胸、ノド、ヒゲ。

ひとつながりだから、ヒゲ剃りはチ○毛剃りかもしれない。

それでいて頭髪がツルツルだったりするから、ハゲは業が深い。

全身がチ○ポみたいなのだ。

全身ツルツルなハゲ男を海辺で見たときの、あの「あわわ！」な感覚はそういうことだ。

 

男同士でもそういう毛の話になる。

「どっちいでもいいや！」

同意見。

 

男は小学生レベルの話にしかならない。

 

『キレイに剃ってるブスとボサボサな可愛い子なら、どっち？』

 

「ブスは裸にしない！」

 

『そうだな、可愛い子に、ちょっとお手入れしてもらうか(笑)』