出会い系

出会い系のイタズラメールが多い。

困らない。

内容を見て、クスッと笑って終わる。

何の快感も罪悪も生まれない。

ポカリのニセモノみたいな爽やかな笑いだ。

 

出会い系での探り合いを大真面目にしているヒト多いんだろう。

毎日毎日メールして、やっと会ったら話すことがない・・。

喫茶店でトイメンで黙り出して、飲み物も終わって、水ばっかり注がれる。

どっちかが、あるいはお互いに接点や共通項を探せないときに「一対一」というのは酷い状況だろう。

そんなに話題がないのか？

話題が尽きたのに、なぜ次にいかないのだ？

そんなにＨそのものにしか興味がないのか？

 

会話や相手との探り合いが苦手だから、妙なマッチングで需要が生まれる。
「割り切りだけ」というアレだ。

大した起伏のない身体に、化粧だ映えけした顔だけ乗っけて、金銭を要求する女。

写真はイメージ先行の「プリクラの奇跡の一枚」だから詐欺も常習と言える。

顔だけ詐欺、という奴だ。

「Ｄカップですが、見た目はそんなに判りません」と書く女。

掛け値なしのデブである。

腹がＥカップで５段くらいあり、尻はＫカップで２つ以上ある。

肉だけ詐欺、という被害で、結構多いらしい。

話していて面白ければＨなんかしないで終わることだってある。
男は雰囲気を無視して、がばっ！とガツガツしたのが多いらしいが、つまりは会話が苦手なのだ。
女だって、見た目もがっかり、話もクッタリ・・ではその気にもならない。
その気じゃない所に、はぁはぁ・・とくるのだ。

やはりなんぼか金をとらないと・・可哀想か・・。

男は色男なら黙っていても絵になるが、そうじゃないと大変なのだ。

 

 

 

出会い系諸君。

否、非リアル系諸君。

画面で上から目線で選んでいないで、まず動け。

見て決めろ！

電話で「最高です」と業者が言ったモノは最高だったか？

教材はスカスカで、化粧品は劣化している。

北海道のカニ！は多分ロシアのザリガニだっただろう。

自分の五感で確かめろ。
ダメだったら断ることも、相手のためだ。
出会い系というのは、フィルターがかかるから、どんなに想像しても手順が無駄だ。
１００回のメールでも、一回会う、その重さと情報量にはかなわない。
「今日はぼーっとＤＶＤ観てました。そちらは今日はどうでしたか？」
『いつもの通り仕事でした。今度の休みはいつ？』
毎日続ける方は、余程ののんびり屋さんなのか。
あぁ！じれったい！

だからといって、直感を鈍らせると大変だ。
会って話す状況も誤ると大変だ。
ボーリングでは「うっし！」とか手を合わせていて終わる。
カラオケは、話すどころじゃなく、もっとまずい・・黙り出したら止まらなくなる。

結局、ホテルで会ってホテルで別れるのか。

「ここ以外でも会いたいのに・・やっぱり今日も言えなかった」

演歌だなぁ。