人質のこと

二人いて、一人はまだ生きているらしい。

・・・

なんと云う情報だ。

 

まだ生きている日本人一人を軸に、イスラム国は死刑囚の釈放を要求。

不法行為で捕えた人を交渉材料にして、別の国に交渉をかける。

それでは、日本は不利だ。

 

不利と言っていては、向こうの思うつぼ。

何とか交渉していかなければならない。

 

中東は政情不安で、元々領事館や大使館など建てられない。

情報の拠点がない。

人を遣ることもできない。

アメリカを巻き込んで、改正自衛隊法を使うか？

まさかそんなカードは切れまい。

 

使うべきは、こんな人質事件ではないのだ。

こんな、と云うと非礼極まるが、政府が使いたいところは別だ。

 

外国のテロリストへの有効な手段はない。

だから、政府は情報、情報と騒いでいる。

 

さぁゴルゴ13の出番だ。

 

武装しての交渉人は、世界に実際にいくつもグループある。

傭兵専門軍人と部隊単位で契約するのだ。

ただ、それでは金がかかるのだ。

２００億とまでいかないが、近くまではかかる。

日本が契約元だと知られてはまずかろう。

 

まともな交渉人のリストが入っていれば良いのだが・・。

頑張れ、現政権。