MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

我が身を三省す

師走と言うのでタイトルを書いたが、現状、特に後悔はしていない。
反省はするが、後悔はしない。
全て身になり糧になるということが染み切っているので、仕方ない。
振り返ったところで、何ら戻らないし、過去をすり替えることはできない。
そもそもボクは記憶力が悪いのだ。
かつて親しくしていた(と言う)知人とか自称友人に会っても、まずピンと来ない。
良く、学生時代の友人知人とばったり会って盛り上がったと聞くが、ピンと来ない。
『あの、私の事、憶えてますよね・・』などと呆れられる。
ボクはバカなので、すんません、と逃げる。
適当に相槌を打って、そこそこの時間を割くというのが、勿体ないと思えてきた。
歳をとったというのが、一番の理由だろう。
若い頃は、時間とは余りあって、道草を食っても薙いでも、翌日には生えそろっていたものだ。
仕事中に、仕事以外の話を聞かなければならないときは、頗る不機嫌だ、と思う。
隣のぶりっこなおばちゃんが、両手を頬に当てて『あ~ん、わかんない~』などとボクに甘えてくるともういけない。
ボクよりは若いのに、なんだその毛穴は!鼻毛は!その昭和アイドルの動きをどうにかしろ!となる。
冷たい目で見ているので、目が合う。
『なーに?』と聞くから、「そういうの痛々しいです。」と言う。
ぽっちゃり、かわいいでしょ?などと言う。吐きそうになる。
こういう団塊ジュニアが、きっと日本中で困った存在なんだろうなと思う。
給料を投資に回したり、老後のために確定拠出年金を始めたり、とにかく金に過剰な期待。
食事は外食か、流行りのコンビニの中食。
あんなカップのスープで、なんであんなに太るのか、まだまだ解けない謎は多い。
運動をしていないんだろう、と思う。座って電話している時間が長い。
水分摂って動けばいいんだが、男女問わず、デブは甘いものを飲む。
おばちゃんは、水分を控える。トイレが近いからだそうだ。
それで代謝がないから寒がる。暖房を上げる。
勘弁してくれ。
そんな仕事の日常を繰り返すと、関係性が鈍磨し、間合いとか考えたくなくなり、半ば空気のように感じる。
今日は蒸し暑いとか、肌寒いとか、そのくらい。
室温ぐらいに考えているから、そんなところで、近しい位置にいた、なんて言われても記憶にない。
男女問わず、ぶりっこキャラで来るヒトたちには、ボクは不評だ。
かわいがってくれない。
何をこの!かわいい動物だからこそ、ごろにゃんってかわいいのだ。
トドやゴリラを愛でようとするには、覚悟が要るのだ。
ボクはそんな覚悟は持つ気はないので逃げるのだ。
一方で、妙に張り合ってくるヒト、ライバル意識をダダ漏れさせながら近づいてくるヒト。
これも関係性は鈍磨していく。
ボクには、切磋琢磨する理由がないのだ。
お互いに頑張りましょう!なんて、部活だろ?若手とやってくれ、と思う。

それでも、体調が悪かろうが、ふらつきながら半笑いで業務をこなすので、体育会系には受けが良い。
薬なんかブラシーボ分だけ効けばいい、後は気力だ、気合だ、とボクは常日頃言っている。
どうせ効いたって高が知れてる、よーし今週は一錠も飲んでやるもんか、なんてやり出す。
通院すら、面倒くさい、うっとうしい。元々そういう人間なのだ。
三省どころか一省も怪しい。
ここ最近、目眩で吐きすぎて、体重が軽くなる一方。
増やそう、の一年だったのに、減った。
66キロのとき悲願成就するかと浮ついていた。
脳は正直。
お前、太ったらダメだって思っているでしょ?・・・と、どこからドンドン切り下げ切り捨て。
太り続けるヒトは、自分に甘い、ダメ出しをしていない、それだけです。
60キロは切りたくない。腰への負担で子供を抱けないじゃないか。
雪がやまない中で、このまま除雪を続けたら、筋肉だけついて、腕の血管が目立つおっさんになる・・
・・・
素敵じゃないか