MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

PTSD(レイプ)の方は見ない方がいい。

画像はない。あるわけない。

ボクは小学生の時から2つの顔を持っていた

普通の子として。そしてたぶん「不良児」としての顔。

不良として、中学の時のある日あるとき・・・

いつもの溜まり場で男10人位、女1人でたむろしていた。
シンナーやってる奴。タバコ吸ってる奴。単車いじってる奴・・・

皆、学校に行ってないか、いけない奴ばかりだった。

ボクは、「ケンカで〇〇のあいつに勝った」などと言っていた。

そんな中、叫び声を聞いた。



「やめてぇぇ!!!!!助けてぇ!!!!!!」


仲間のはずの女1人を、10人位の男が・・・していた。僕と話していた奴もいた。
ボクは逃げようとした、が出来なかった。助けようと・・・出来るわけない。

「次オレな!」「なんだ結構いい・・・してんじゃん。」

ボクは、ボクは、助けに行った。今思えばバカだった。

そこにいたのは「仲間」じゃない群集心理の出来そこないの狂気の男達だった。



「やめろぉ!仲間だろ!〇〇の彼女だろ!」

ボクは女におおいかぶさった。女は白目だった。やばいぞ!

「なんだ!てめえ!おおぃ!ころしちまえぇぇ!」






ボクは痛みには強い。だけどボコボコってこれか。痛みはすぐ、痛みを越えた。

これは戦争だ!善悪なんかない!正義なんてない!只の多数決だ。民主主義かコレがぁ!
ボクは読みかじった群集心理をボーッと思い出していた。




群集になり、匿名になると、人は逸脱行動を取りやすい(逆も真なり)。






逸脱なんてもんじゃない!これは絶対悪だ!戦争だ!!


やがて、バットや鎖やバラセンが見え隠れし、ボクの後頭部が暖かくなった。「血」だ。
ややしばらくしてボコボコは止まった。いい大人が見つけて叫んだのだ。
助かった。死んでたぞあのままじゃ。よかった女も・・・以外無傷だ。


「何してんの!警察呼ぶよ!」
男達は逃げていった。



しかし「いい大人の」おばさんはボクと女を見て叫んだ!!

「!!!!あんた!人殺し!誰か!警察!誰かぁ!!」




ボクは女を連れてやっと逃げ切り、女を落ち着かせ、住所を聞きバスに乗った。
「医者にいけ!必ず!自殺はするな。いいな。」女は無言だった。ブツブツ白目で言っていた。





ボクは何とか女を玄関まで連れて行き、呼び鈴を押した。母親らしき人が出てきて、叫んだ!










「!!!!あんた!何したの!パパ!警察呼んでぇ!!」

ボクは何とか家に戻った。無言で2階に行き、手当てした。痛みで眠れなかった。
翌日、普通に学校に行き、友人のシモネタに付き合った。










ボクはシャアのようなヒーローになりたかったわけじゃない。礼が欲しかったわけじゃない。
ボクはバカだった。風のうわさで彼女は真っ当に生きている事を知った。嬉しかった。






認めたくないものだな。若さゆえの過ちというものを。