言葉なんて覚えるんじゃなかった。

　運動会、アカネは走るとこを歩き、すぐぐずった。園の子は、さすがだが比べる気なし。
それより、ウツ人の知り合いが、仮面で役員して笑ってるのが辛かった。ここでは、父兄完全参加だ。
あの後アルコールが入るんだろう・・・。ウツ人にはダメなんだあれ。でも薬より即効性あるから、酒飲んでごまかすウツ人も多い。待つのは依存症と肝機能の即、悪化が多いんだが・・・。

　ボクは、全生活史健忘で、日本語をかたこと以外ダメで、話せもしなかった時期がある。
焦って、強迫感と炸裂するような不安で飽和していた。話したい。書きたい。

ボクは電子辞書（今も手放せない）でを片手に、本を読み漁った。
手話を始めようとした時期もあった。ようやく新聞をチロチロ読めて、感動すると同時に、
田村隆一氏の詩集にあった、「今日のタイトル」がボクに重くのしかかった。

言葉なんて覚えたばっかりに、感情が湧き、無理に抑え、静かに、爆発し、自分に返ってくる。
そんな内容だ。言葉なんて覚えたばっかりに、ボクはＴＶを避け、新聞の偏向した報道に、怒れず
、笑えず、ただ不安ばかりが増大した。

でもＷ杯の週刊誌の書き方はなんだ。「非国民？」「大悪？」自分でやってから書け。
選手も後悔しなくていい。あなた達は、日本なんて背負ってない。背負わされてるだけ。
Ｗ杯出場で最高じゃん。元々、日本なんて、あってないような国なんだ。
でも週刊誌もねぇ、ゴースト買ってた頃よりひどいな。立ち読みもしたくね。

プチセレブ？要はセレブじゃないんだろ？

セレブと奴隷（スレイブ）は同じ発音だ。そういうことだ。

ちょい悪オヤジ？オヤジは悪くない方がいい。

「元組長」とかだと思ったら、只の中年デビューか・・・。

日本語とほんの少しの外国語を覚えたばっかりに、僕は君の涙に立ち止まる。
僕は君の血の中にたった１人で帰ってくる（抜粋、多分間違い）

言葉なんて覚えたばっかりに、今日もボクはどこかの死に責任を感じ、死に帰っていく。
止めるけどね。