MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

浅田真央さんのこと

文責と云うのがある。
書く以上、ある程度の責任をもって書く。それだけである。
が、週刊誌や近い関係者での文ではかなり無視されている。
・ その記事は事実なのか
・ 個人的な感想なのか、一般論を踏まえてのことなのか
・ 対象とした個人への影響を考慮したか
もっと言えば、批判したり糾弾する場合、どういう根拠があり、主張できる立場にあるのか、ということもある。
ツイートでも地位や立場では叩かれる。
ブログともなると、記事に違わずコメントもそういった文責が大切になる。
メンタルを患っているヒトには、ソレ相応の配意が必要である。
言葉を選んで、相手の立場になる。
ソレを踏まえてウツ人たちを非難するのであれば、およそ人間のやることではない。
「荒らし」と云うのに何度も遭ったが、相手に対してはその辺を説明してきたつもりだ。
『あんたは社会の寄生虫であるから排除してやる!』
こういうのは初期に良く喰らった。
そこで文責を例に出しす。
・ メンタルを安定させ、ウツ人を自立させるのが今の医師会と政府(厚生)の方針である。
・ 社会の寄生虫である、その通りだ。ただ補助や助成は法的根拠があり支給される(ボクは未受給)もの。
  寄生虫は、例えば税金を滞納して、税金で生活しようとする輩のことで、ウツ人全体では少数である。
・ そういう寄生虫を排除するのは、厚生と役場福祉課の仕事であり警察の仕事でもある。
  それは、権限を委譲され、法的根拠があるからで、更に排除とは社会的制裁までで抹殺はしない。
その辺りはご存知で避難するのであれば、堂々とやりましょう、とボクは言う。
が、すぐに遁走され、まったく話が続かない。残念だ。
ウツ人=凹んでいて弱い=すぐにいじめられて面白い・・・子ども以下の困ったちゃんである。
 
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さて、ソチ冬季五輪もいよいよ佳境らしい。
ボクはテレビを見ないが、新聞で大雑把には判る。
北海道新聞だから、葛西選手の堂々たる滑空が一面であった。
これには胸を熱くした。
長い長い・・・低空飛行が続いてきたのだろう・・記者の文責か、盛り上げるためか、そういう書き方だった。
そこへきて、本人はもっと次元の違う、ジャンプ以外のところで、堪えて来たのだろう。
やれ年齢が、やれ結果が、やる気だけを殺ぐような環境にいたのだ。
そういうスポーツ業界に巣食う奇奇怪怪を相手に、自分(の技術)だけを信じて、乗り切って飛んだ。
ただ楽しく飛んでいれば、もっと飛べるんだろう。
その翼を折るのは、いつも「飛べない輩」で、つまりは関係者と名乗る利権者だ。
 
浅田真央さんは幼くして新星として脚光を浴びた。
あの頃は、楽しくのびのび跳んでいたのだろう。
彼女が表舞台に颯爽と現れた頃に、トップアスリートがこぼした言葉を良く憶えている。
 
『若いなぁ・・何も背負わされずに楽しく跳べるなんて・・うらやましい』
 
なんとも皮肉なことだ。
浅田真央さん自身が世界のトップと目されてもう長い。
あのひとことが今ココにあったら、一番、同じことで悩んでいるのは彼女自身だろう。
何も背負わずに跳べたら・・・せめて練習のときのように跳べたら・・・
その胸中や計り知れない。
 
芸能人は浅田さん寄りのコメントが多い
『責めたらかわいそう!立派ですよ!』
これも計算したコメントだろう。
引退すれば、かなりの確率で「同席するであろう美少女」に悪いことを言ってもマイナスにしかならない。
森元首相が、『大事なトコで失敗する』とのたまって物議をかもしているが、別に不謹慎ではない。
彼は文教族としても首魁クラス、つまりはスポーツ振興そのものも手中にあるのだ。
そして、メダル至上主義のトップにいる。そして以下はその阿諛追従、魑魅魍魎。
国体レベルのおばちゃんや、森さんの周りにコイのように居るおじちゃんがスケート強化委員なのだ。
こういう「浅田真央さんの若さ美貌が妬ましいだけ」の年寄りが、カネや利権をもっているから変なことになる。
若いスケート選手が妊娠出産して、復帰しても認めない!とか・・・
カネも出せないような名ばかりの武将の直系はもう要らん!とか・・・
とにかく、スポーツへの真摯さや選手育成よりも、気に食わない、という乱暴な一点でことが運ぶ。
なんとも哀しいじゃないか。
もっとも、一番胸に刺さったのは、SPでロシアの選手が演技を終えたときのあの涙、全ての感情が緩んでしまった表情・・金を決めたときの安堵と、関係者に面と向かうときの厳しい面持ち・・・
ロシアでは、未だに・・年齢に限らず、自国に有利か否か、そういう基準で選手を選び食いつぶしているのだろう。
 
以上、文責はウツ人でした。
 
ボクは余りコメントをしない。
考えているうちに、失礼なコメントをするような気がして、文責から書くことができなくなるのだ。
だからボクのコメントは、感動で感情が昂ぶっているときなのだ。