バベルの塔~組織という名の権力機構~
雇用削減が止まらない・・。
やがて「カネとヒト」という比べてはならない天秤にかけられ、
全ての理性を食い尽くして、ゼロまで加速するだろう。
全ての理性を食い尽くして、ゼロまで加速するだろう。
オレは1月の下旬に言われた。
オレも含め多くのヒトがヒトゴトではないはずである。
積み重ねてきた土台が音もなくなくなる・・。
あんなに広く大きかった土台が、一瞬にしてもろくなる。
家族、実績、経験、人脈・・
積み重ねてきた土台が音もなくなくなる・・。
あんなに広く大きかった土台が、一瞬にしてもろくなる。
家族、実績、経験、人脈・・
それが、どんなに「もろい土台」に建っていたか、今更ながら噛み締める。
ヒエラルキー(ピラミッド=上の方ほど偉くて少ない=登れない階段)はカタい!
オレがどんなに「異」を叫んだところで、そのピラミッド型の塔の前では声は消える。
「大きく叫んだ口のオレ」だけが異形に見える。
それが常識となる。
誰もその「異」を叫ばない。
オレがどんなに「異」を叫んだところで、そのピラミッド型の塔の前では声は消える。
「大きく叫んだ口のオレ」だけが異形に見える。
それが常識となる。
誰もその「異」を叫ばない。
叫び方が判らない。
もはやヒトではない「権力」がヒトのカオをしてモノを言う。
オレは何を言っても、最早、組織の前では「不要」なのであろう。
オレは何を言っても、最早、組織の前では「不要」なのであろう。
ヒトは高みを求め、やがて「高みの極み」にすわり、そして住みたくなるものらしい。
上へ上へ・・。
その上昇志向はやがて、野望へ、
さらには太陽さえ越え、神の世界と並ぼうというゴウマンへと変貌を遂げる。
その上昇志向はやがて、野望へ、
さらには太陽さえ越え、神の世界と並ぼうというゴウマンへと変貌を遂げる。
バ「ブ」ルの塔の大半が崩壊した今。
今の社会はクニは企業は組織は・・バベルであろうか?
権力の現象学なら、確かに「カタチ」はあるが、誰が、どう動かしているのか判らない。
カミを語る上層部は言う・・下々になんとなく伝わり「権威」となり、盲従する。
オレはバベルなど創る気もないし、登る気もない。
ただ、つぶやくだけだ・・
ただ、つぶやくだけだ・・
『休んでいい』・・この言葉にどれだけ打ちのめされたか・・。
やっと、何歩か進んできたんだ。
やっと、何歩か進んできたんだ。
振り返るとあったはずの足跡が、バベルの影で見えない。
オレは何を積んできたのか・・。