MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

店員のひとこと

My自転車である郷天(ごうてん)号がパンクしていた。
帰りになって気が付いた。

バスで帰るか・・。
財布をチラと見たら小銭が入っていたので安心。


そこでボクには珍しくひらめいた!


職場のすぐ隣に100円ショップ、あるじゃんか!?


自転車の修理キット一式くらい210円も出せば揃う!
ケケケ・・と笑いを押し殺して、100円ショップ。

ホラ、あるじゃんか!それもキット一式!
カゴに入れて、すぐレジへ!





『100円商品が一点で105円になります』



(知ってんだよ・・そんなこと・・さっさと売れ!)


『100円商品が一点で105円になります』



(・・・何で・・57円しかないぞ・・?)


何度数えたって57円は57円である。
銀色に輝くモノは穴のあいた50円だけである。
7円は募金箱で見慣れているのですぐ判る。


『105円になります・・』


「・・お金が足りないからいいです」

『105円・・ないですか・・?』


何となく「ありそうで、ない光景」である。

「○○なら100円ショップでも買えるじゃんか!?」
そんな100円さえ持っていない自分。


「100円で○○人の命が救えます!」
そんな政府広告の小さな命さえ救えない自分。


自転車を押しながら帰る。
一目で「パンクしてます」と判るタイヤのベホベホッいう音がやけに響く。

バスに飛び乗らなくて良かった。

昨日の話である。