MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

買物と値切りと大掃除と手抜き

12月21日である。
逆さに読んでも日12月21である。

世間は、買物、大掃除、ボーナス、年賀状、国内旅行、海外旅行・・と騒がしい。
ボクんちは、買物、大掃除、年賀状だけが関係ありそうだ。

買物は、郊外でまとめ買いする。
チラシが入ったらチェックするが「コレは底値だ!」と思ったら
翌日に他店が同じ事をやらかすので、まとめてお買い得を買ってポイントためるので一日は様子を見る。

バナナは毎食?食べるが、黒くなりだしたら止まらないので小分けに買っている。
半額とかを安い!と買うと、ある日気付けば松崎しげる氏より黒いので注意が要る。
ホームセンターなんかが、ゴミ箱やらじゅうたんやらを特価で売るのもこの時期であるが、
ゴミ箱だらけだと、思い切りが良くなり何でも捨てるのでモッタイナイ。
じゅうたんとかフトンは、よっぽどゴロ寝好きならば別として、家中を敷き詰めるほど要らない。
我が家は、息子が「感極まると吐く」という特技があるので、
新しいじゅうたんは、特技が変わるまでは要らない。

ボクは買物は値切る。
気付いたら値切るものだと思っていた。
よくSALEで見かけるが、思う。


レジで定価から30%引き・・?




値段はボクが決めるんじゃ!



スーツなんか洋服で「19,800円」とでかく書かれている。
その上か下に、二重線で消された「39,800円」が「こんなに高いモンですよ?」とニヤニヤしている。


消えろ!まやかしの値段め!



日常では、肉や魚が重ね貼りで「980円!!」なんてシールを貼られてえばっているが、
消された「1280円」に真実はない。
バーコードの下3桁か4桁にきっちりと「980」と表示してあり、決まっていた事実が現れる。
「!!」はウソなのである。

熱くなっている場合ではない・・か。

ボクは値切る。妻は嫌がる。
以前、妻の実家の電子ポット(古い言い方だ・・)を買いに行って、店員が来た。

『こちらでよろしいですか?』

「現品限りなら、もっと安くなるでしょ?」

『・・少々お待ちください・・』


勝った・・


即答しなければこっちの勝ちである。
あとは「何で、値引きできませんってすぐ言わないんですか?」と食ってかかる。
ヤクザじゃねーか・・?と言われたこともあるが、たぶんヤクザは値切らない。

『こちらは「現品限り」ですからこのお値段なんです・・』

「じゃぁ・・持って帰るから・・」

『ハイ、ありがとうございます』

妻は、ほっとしてレジについてきた。


「消費税分くらい・・お願いしますよ!?」



妻は、はっとしてレジから離れた。

結果は、消費税分を値切って、結局、店の責任者がもう少し引いてくれた。
以来、妻にはブーブーと恥ずかしい思い出として語られる。

昔、といっても消費税が3%くらいの昔である。
東急百貨店に行った。
バイト先で「花びん」が要ることになった。
子供がはしゃいで花びんを割る、という、ありそうでない場面に出くわした結果である。
「花びん」なんて買った事ねぇ・・。
花屋に行って見たが、どうも、店に合うのがなくって、だから当時の品揃えを誇る百貨店に行った。
「花びんってありますか?」と受付嬢に聞くと、
『あなた、天下の東急ですよ?』って顔をされてが教えてくれた。
7階、「催事コーナー」の下の階。



一番高そうな、階じゃねーか・・


屋上に行くとき、かけ抜ける階じゃねーか・・


トイレで大をしたいとき、選ぶ階じゃねーか・・



そして、素敵な花びんがはココ!みたいな豪快なコーナーがあって選んだ。

「コレは12,000円なんですか?」

『はい、消費税を入れて・・少々お待ちください・・12,360円になります』

 何だ、その電卓。

「消費税分、安くなりませんか?」


!!??



お姉さんはすっ飛んで消え、フロア担当とヒソヒソギャーギャーやっている。
アレ?まずいこと言ったか?
犬も吠えなさそうなチョイ良おじさんがやってくる。

『あの・・こちらに不手際でも・・?』

「いえ、安くしてくださいってお願いしているだけです」

『当方ではセールなどを除いて、メーカーさんの定価でご提供させていただいております』

「何だか・・360円ってキリが悪いですよね・・それでその分エイっってその・・」

おじさんはボクを可愛そうなヒトに分類したらしく、テーブルへ案内してくれた。

『そうですか・・お店の花びんが・・それで良いものがないからと、わざわざ当方に・・」


『しかし、ですね・・私の一存では・・申し訳ございません』



どうしても、中世なそれでいて派手じゃない花びんが欲しくて、お姉さんに頼む。
レジに行く。
レジスターがなくて電卓である。


『ありがとうございます。10,300円のお会計です』







定価の2,000円分、どこいった!?




さっきのおじさんが微笑んでいる。
なるほど、百貨店はこういうシステムですか・・?
って、どういうシステムなんだ!?
訳もわからず帰ったが、この一件が調子付かせ、何でも値切れる神話の世界に住み始めた。

母の日のカーネーション
遊園地の乗り物。
父の日のカーディガン。
釣堀の延長料金。
彼女のワンピース。
海の家の使用料。
弟の服とか靴。
歯医者の治療代は粘った割りにダメだった。

整形に入院したときのパジャマ代はダメそうでいけた。


買物の話が長すぎた。

大掃除は終った。
うちは3ヶ月おきに「ボクの発作」で大掃除をする。

重層とアーマオール!



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重層は、今更だから省くが、粉で良し・ペーストで良し・液状で良し、の無敵である。
アーマオールはゴムの保湿光沢維持剤・・とでもいうか、カーショップでは当たり前の商品である。
バイキングを差別してるのか誇っているのか判らないマークが妙に納得させられる。
コレが、吸水性の素材以外はどっこでも、容赦なくテッカテカにするのである。
フローリングにやると、テカった靴にバナナの皮ぐらいの効果があるのでお奨めしないが。
アーマオールは、長靴(今はオシャレなのが多いね)と最高の相性である。
妻の長靴は10年以上、買ったままのように光っている。
ボクは靴磨きが趣味のひとつであるが、仕上げに薄めて使うことも多い。

あぁ・・眠剤が効かないなぁ・・。

大掃除は重層とアーマオールでおしまい。
臭い消しは重層をまいておけば、ペットもママも安心さ!

年賀状は友人知人が少ないので終った。

ここまで読んだら、大したものだ。
12月21日である。