MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

遠足と駄菓子

「笑える記事」をこころがけているが、そうそうに書ける物ではない。
怒らせるのは簡単であるが、
笑わせると言うのは、イギリスでは未だに弁護士に続いて上流階級の職である。
意識しないで書くことにする。
 
娘が遠足であった。
「ぬるい泥水がドロドロ流れるとこ」に行って、そんなに楽しくなかったらしい。
子供は正直である。
『お菓子はおいしかった!』
子供は正直である。
 
ボクも遠足は好きで、ただし、「お菓子の買物」だけである。
皆さんも判ると思うが、準備が楽しいのである。
 
家具を選ぶのが楽しく、家具が届いてしまうと、じゃまだったりする。
「お客様組み立て」が多い通販を頼もうモンなら、完成前に挫折して、家具らしきもの・・を置くことになる。
あのヒトとお付き合いできたらいいなぁ・・という妄想が楽しいのであり、実際は面倒くさい。
「あのヒト」は潔癖症であったり、パワースポットめぐりが趣味であったりする・・。
小さな虫にギャーギャーと騒ぎ、おならをしては嗅がせようとする、薄ら寒い小物であることが多い。
「男らしさ」というと暴力をちらつかせ、女らしさは顔とスタイルという幼稚ぶりで、全身脱力かもしれない。
 
脱線。
駄菓子が遠足の主役である。
いつも、スズメにエサをやって、あとはテレビで相撲を見ている、
駄菓子屋のおじいちゃんおばあちゃんも「遠足前」は書き入れ時である。
腰が痛いとか、テレビが気になるなんていっていられない。
特にボクの頃は「万引き」は犯罪として認識されていなかったから、そっちが大変である。
『ハイ200円ね』といいながら、何か持ち出すガキんちょに対し、怒声も飛ばさないといけない。
夫婦仲が悪い駄菓子屋の二人も、この日は連携して、万引き成功率は大幅に下がる。
 
「なんだよ、じじぃ・・メガネなくても見えてんじゃねーかよ・・」
『ばばぁ・・走ってるよ・・立てないって・・』
 
そういうぼやきがあちこちで聞こえる。
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『コレ・・ヨーグルトかなぁ?』
『こんな炎天下で腐らないっておかしくね?』
『でも20円だし・・』
『かわいいしね・・』
 
こんな女子の会話を聞きながら、友人とレジ?に行く。
(ちなみに女子たちは「スプーン」を忘れられて、指ですくって食べていた。少し怒っていたようだ)
 
『おじちゃん、クジやりたいんだけど・・』
 
『このクソミソ忙しいのに!!今日はクジ中止!』
 
暴君である。
駄菓子屋のくだらないクジで、やっぱりくだらないものを当てて、それが結構面白いから好きなのである。
飛ばない(紐で引っ張る回転式)ヘリコプター、でっかいスーパーボール・・
包み紙だけ怖い「おばけけむり」、かわいくない動物?のついた水鉄砲・・など。
 
ボクはビッグワンガムを買った。
コレだけで150円。もう50円しか買物は許されない。
なぜって・・「プラモデル」が入っていてお徳なのである。
難を言えば「ガム」は申し訳程度で、プラモが9割9分なのである。
今は「食玩」で言い訳できるが、当時は「ビッグワンガム」と意地でもガムを主張していた。
 
遠足の予算は学校でも紛糾した。
 
続きは次回・・(さていつになるやら)