流行語大賞2013
毎年なる流行語大賞。
毎年流行るがノミネートすらされないものが気になる。
『今年の風邪はタチが悪いから』
『今が一番可愛いときだね』
『え!?あなたまだなの?』
『究極のダイエット』
今年は既に二つは決まっただろう。
・ いつやるの? 今でしょ!?
・ アベノミクス
前者はもう五月蝿い喧しい。
みんな使っている。
著作権がないから、マスコミも大いに使っている。
いつ行くの?今でしょ!
いつ乗るるの?今でしょ!
いつ脱ぐの?今でしょ!
最後のは、まだ見ていないが、近々元グラビアとか元AKBとかで見る気がする。
いつ逝くの?今でしょ!
コレは寝たきりのおじいちゃんの夢枕で、3歳の孫あたりが呟いて欲しい。
TVを見ないおじいちゃんは、さぞ落胆してバイタルサインも落胆すると思う。
が、そこまで寛容じゃない日本。
いじけてばかりいるウツ人諸君にも言われそうだが、『毎日でしょ!』と言ってほしい。
コレは『流行語には政治を必ずいれる』と云う鉄則があるから、間違いない。
間違いない!と言った芸人は、やはり消えた。
政治も流行語を狙っているのだ。
橋下市長は、流行語のボスだと思うが、毎日ダイアモンドを発していると、みんな鈍くなる。
『(慰安婦については)米軍は良くて、日本軍はダメというのでは筋が通らない』
そうだそうだ。
ボクは右である。左ではない。が、どっちも日本を憂いておると云う意味で同じだ。
アメリカは判りやすい。
北朝鮮より国粋バリバリで、白人至上主義で、よそ者を馬鹿にする。
アメリカと云うのは、ひとことで片付く。
「思い込みが激しい」のである。
その思い込みが、どこにでも溢れる。
・アメリカが一番だ
・アメリカ国民は愛に生きる
・愛とは家族愛だ
・愛は神によって更に成就する
・アメリカは救い、救われる
ハリウッド映画は見ていると面白い。
ストーリーの底に上の5原則があると思うと、きれいに通っていく。
ラブストーリーとか人間ドラマなどは、
おそらく「ビバ!アメリカ」で大半がタイトルの変更が可能である。
SFものでも必ず5原則がある。
SFモノは好きで良く見る。
ウィルスとか汚染物質で、急にパニックになる。
世界のどこで起こっても、すぐに世界中に拡がる。
必ずアメリカの研究所とか、門外漢の研究者が出てきて重要な人物であったりする。
中々、画期的な対策が生まれない。
端役に敬虔なクリスチャンがいるが、最初は変人扱いされる。
主人公は家庭を捨てたり、既に捨てられていたりする
そんな中、ウィルスで変異したエイリアンまでもがおそってくる。
家族が気になる。
よしゃあいいのに、危険なところに家族を見つける。
命を懸けて家族を守る中で、アイデアが浮かぶ。
・愛とは家族愛だ
・アメリカ国民は愛に生きる
アメリカが先陣を切って危険を冒す。
熱気が上昇する。
みんな血迷ってくるが、コレが正義だとなる。
端役だったクリスチャンが『神は、いつやる!今でしょ!』と言う。
クライマックスで、聖書とか神が出てくる。
怒涛の避難や反撃が始まる。
世界各国も同じになる。
アメリカに続け!正義は、神は、我らにアリ!となる。
・アメリカが一番だ
・愛は神によって更に成就する
・アメリカは救い、救われる
アメリカは国際的に疑問符がつくと、この五原則を忍ばせる。
効き目がないと、丸だし作戦に出る。
JFKとかキング牧師とかである。
今は「エイブラハム=リンカーン」
判りやすい。
思い込みが激しくて、熱い。
流行は、消耗品で商品である。
商品は価値がなくなれば売れなくなる。
捨てられるか、付加価値をつけて再度売り出すしかない。
しかし、同じものを同じ手法では売れないし、買わない。
難しいね。
さて、
流行語は二つしか出していない。
なぜかというと、下旬で8割が決まるからだ。
12月にヒットした芸人はお得感があるというものだ。
『復興詐欺』というのがある。
復興予算や、復興活動に名を借りた詐欺だ。
現地にNPOを設置したり、ボランティア名目で活動する。
そして物資や諸々は、お情け程度しか現地に行かず、大半はどっかに消える。
消えているのではなく、貯めこまれているのである。
コレは、人災で犯罪で詐欺である。
復興と云う名の下に、多くのカネが貪られる。
が、コレへエントリーしない。
人道的なもので、復興は当然だ、という変な理屈で消される。
真相は藪の中。
藪の中にはヤブイヌに似たおっさんたち。