MelancholyDampirの日記

ウツな人の独り言

多分・・球体関節人形

製作過程をすっかり失念していた。
いや、憶えてはいたのだ。
その・・・つまり・・
全く写真を撮ってなかったのさ!!ヘッヘヘラヘラ・・・・・・すみません。
メモ好きなので、こういう風に作ろうとか、今度はこういう実験をやろうとか、
ど素人の癖に何が「実験」か!?
でも実験(壊したり、崩したり、どうにもならなくなること)は好きだ。
 
実験ばかりして本道が進まない悪循環。
作業の集中力に至ってはおそらくニワトリにも負けると思う。
ふと横を見るとキュベレイで遊んでいる・・ガキかボクは・・。
 
母親がドールアイなる高価なものを買って送ってくれたので飛びついてくっつけた。
「眼の製作実験」では、予想通りゴミを量産し続けたので渡りに船、いや豪華客船であった。
暫く前まではヅラ(お安く入手できた♪)をかぶせて、座椅子に座らせておいた。
 
 
イメージ 1
 
娘が「骨みたいで・・少し怖いかも」と言ったので、塗装した。
無論、自己流である・・自己流といえば聞こえは良いが、つまり基本も技術もなく無頼で雑なだけである。
絵は好きなのであるが、これも悪い意味で自己流である。
画材は安ければ良い。100円ダイソーで、10回ぐらい105円払っただろうか。
そして色は一応塗ったが、娘が『可愛いね♪』と言った。
!?
ボクはキャワイイお人形さんなんて作っていた気はないのだ。
いや、スタイルを宇宙人にしたから、気持ちが悪い、と泣き叫ばれるより遥かにマシである。
何より、小さな女の子が『可愛い』と言ってくれることは最大の賛辞である。
(親への社交辞令でもね)
 
イメージ 2
 
 
顔は、得意先で「つけまつげ」を扱っていて買ったが気に入らなかった。
(得意先とはダイソーである)
そして自作した・・・といえば聞こえはいいが、某かの獣毛を切ってくっつけただけである。
ふと思ったのは、生きている人間は「お人形さん」になりたがってメイクしているのに対して、
当のお人形さんは「すっぴん」に近い方が自然なのである。
(画像は)眉毛も某かの獣毛を埋めたがコレは気が滅入った・・意外に眉毛って多いのだ。
そして、また実験と称して、あっさりそり落として、あっさりと「一本、線を描いた」のが現在である。
そのうちにきちんと写真を撮らないとなぁ・・。
 
人形は、製作過程では生気に溢れているが、完成すると(形になると)静かに死ぬ。
形を獲得していく喜びを失くしていき、それまでの命をそっと差し出して「人形」になる。
生まれた時点で初めて死ぬのだ。
人形の持つ魅力というものは、詰まるところ「存在の危うさ」にあるのであろう。
躍動させればさせるほど、命が空回りして、空気の流れ、いや時間すら止めるのだ。
 
まだまだ先は長い、そしてソレがたまらない。
ボクは飽きっぽい上に向上心と技術への探究心がない。
どうにも長いお付き合いになりそうだ。
ダイソーの他にも得意先をつくらないと。
話すのも苦手だが作るのはもっと苦手だ・・。